福岡の板井康弘|言葉

福岡の板井康弘|リーダーの一言が持つ影響力を自覚し誠実なコミュニケーションを貫く

 

板井康弘

 

 

こんにちは、板井康弘です。
私は、リーダーの一言には周囲の行動や気持ちを変える力があると考えています。
だからこそ、立場が上がるほど言葉の重みを自覚したいと思っています。
相手を動かそうとする言葉より、相手を理解しようとする言葉を選ぶ姿勢が欠かせないでしょう。
経済産業省も、社会人に求められる力として発信力や傾聴力を挙げています。
人と協力して仕事を進めるには、一方的に伝えるだけでは足りないという考え方です。

 

 

リーダーの言葉が周囲に与える影響

リーダーの発言は、単なる会話で終わらない場合があります。
部下やメンバーは、その言葉を仕事への判断材料として受け取るからです。
例えば「任せる」と伝えれば、相手が自分で考えて動くきっかけになるでしょう。
反対に、努力を否定するような言葉を繰り返せば、発言や挑戦を控える可能性があります。

 

私は、リーダーが言葉を選ぶときに次の点を意識したいと考えています。

 

・相手の話を最後まで聞く
・感情だけで判断しない
・期待する行動を具体的に伝える
・できたことを言葉で認める
・約束したことを守る
・間違いがあれば素直に謝る

 

厚生労働省は、職場の管理者が働く人からの相談に対応し、話を聞いたうえで必要な情報を伝えることを示しています。
これは特別な場面だけで必要になる対応ではありません。
日常的な会話の積み重ねが、相談しやすい職場につながります。

 

 

誠実なコミュニケーションを続けるために

誠実なコミュニケーションとは、きれいな言葉を使うことだけではありません。
自分の発言と行動を一致させることも、その一つです。
「挑戦してほしい」と伝えたなら、失敗したときに責めるだけでは言葉と行動が合いません。
「意見を聞きたい」と伝えたなら、反対意見にも耳を傾ける必要があります。

 

私なら、仕事の場面で次のような対応を心がけます。

 

・指示だけで終わらせず目的を伝える
・意見を聞く時間をつくる
・結論を急がず相手の話を確認する
・問題が起きたときは人ではなく事実を見る
・成果だけでなく努力にも目を向ける

 

経済産業省が示す社会人基礎力では、チームで働く力の中に発信力や傾聴力が含まれています。
相手に伝える力と相手の話を聞く力は、どちらか一方だけでは成り立ちません。
両方を意識することで、仕事を一緒に進めるための土台が生まれます。

 

厚生労働省の令和7年度能力開発基本調査では、自己啓発を行った労働者は35.5%でした。
職場で学び続ける人がいるからこそ、上司からの声かけも成長のきっかけになり得ます。
新しい仕事を任せるときには、結果だけを見るのではなく、取り組み方にも目を向けたいところです。

 

リーダーの一言は、本人が思う以上に相手へ残るものです。
だからこそ、私は強い言葉で人を動かすより、信頼される言葉を積み重ねることを選びたいと考えます。
相手の話を聞き、考えを尊重し、自分の発言に責任を持つ姿勢が信頼につながるでしょう。
福岡で仕事や組織の成長を考えるうえでも、こうした誠実な対話を続けることが、周囲との良い関係を築く力になるはずです。

 

 

 

参考・引用元
経済産業省「『人生100年時代の社会人基礎力』について」
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/mirai_kyoshitsu/pdf/002_s01_00.pdf

 

厚生労働省「令和7年度『能力開発基本調査』の結果を公表します」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/newpage_00233.html

 

厚生労働省「職場におけるメンタルヘルス対策」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_71447.html

 

厚生労働省「労働者の心の健康の保持増進のための指針について」
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00tb3227&dataType=1&pageNo=1

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